あとがき ―絵本「どっちだ?」

 絵本「どっちだ?」では、単純な善悪という発想/錯覚が、どのように人間不信を生み、人を凶暴化し、絶対的な孤独へと追いやってしまうのか、その心理の流れを描いています。

 善悪の錯覚は、むろん、この「どっちだ?」の絵本で描いているものだけに限りません。善悪という考え方を巡っては、本当に多くの錯覚が存在しているのです。 そして、それらの錯覚は様々な悲劇を育む土壌となり、結果的に、億単位の人々が犠牲になっています (詳細は、「善悪中毒」 リベルタ出版、下記WEB絵本集、及び「原爆への復讐」をご参照ください)をご参照ください)。

 本絵本は、自由にコピーして下さって結構です(商業出版はじめ金銭的な授受を伴う場合を除きます)。 また下記WEBからは、東郷潤の他の絵本やメッセージをダウンロードすることが出来ます。

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©Jun Togo 2004-2005
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絵本「どっちだ?」では、無差別殺人を犯すような心理―全ての人を拒絶する心の闇―の、一面をごく単純化して描いています。 もちろん、現実世界における無差別殺人者の心理を理解するためには、より多面的なアプローチが必要でしょう。
無差別殺人や、人間が凶暴化する心理については、この絵本集の中で、繰り返し取り上げています。 興味のある方は、以下、ご参照ください。


絵本「怯える人々」にも闇の世界が登場します。その闇の世界で、無差別殺人が行われます。

「怯える人々」へ


絵本「平和主義?」では、大人しく真面目な青年が無差別殺人(通り魔殺人)を犯すまでの心の動きを描きます。

「平和主義?」へ


絵本「駅のホームにて」では、想像を繰り返すことで、殺意が生まれてしまう心理を描きます。

「駅のホームにて」へ


絵本「ある星の飲酒運転」では、罰に頼る世界と罰に頼らない世界を、比較して描いていますが、無差別殺人のシーンも登場します。 (絵本「ある星の飲酒運転」は、小さなお子様向きではありません)

「ある星の飲酒運転」へ


絵本「私は悪い人間です」では、自分を悪だと自己暗示をかけた人間が、凶暴化してしまう心の流れを描きます。

「私は悪い人間です」へ


絵本「恋人を愛しなさい!」では、好きな女性へ性的な暴力を振るう青年の心理を描きます。 (小さなお子様向きではありません)

「恋人を愛しなさい!」へ








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