参考2:ユダヤ教と聖書

以下、「ユダヤ教の本(学研)」P.75より引用する。
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キリスト教でいう『旧約聖書』とは、すなわち神と人との間に交わされた旧い契約ということを意味する。そして、この旧い契約を重視し、絶対の律法とするのが、ユダヤ教である。
つまり、ユダヤ教徒にとっては『旧約聖書』のみが、唯一の神の言葉の集積であり、ここには神とモーセとの間に交わされた契約の絶対性や、ユダヤの祖アブラハムを初めとする古代イスラエル民族が、神より選ばれた存在であることなどが記されている。

参考3:イスラム教と聖書

以下、「イスラム教の本(学研)」P.50−51より引用する。
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イスラム教徒が絶対的に帰依し、信仰する教典が『コーラン』であることはいうまでもないが、ここでいう啓典は『コーラン』だけを指すものではない。六信でいう「キターブ(啓典)とは、神が預言者を介して人類に下した天啓書を意味し、ムハンマドの時代までに140のキターブが下されたという。
中でも重要なのが、『旧約聖書』の一部を成す「モーセ五書」と「ダビデへの詩篇」、「新約聖書」中の「預言書」、そして「コーラン」の4種である。









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