信頼関係があれば、強弱に関係なく怒ることが出来ます。この信頼関係は、大変に貴重なものです。
それでは、弱い人は死の覚悟でもしなければ、常に怒りを我慢し続けなければいけないのでしょうか? |
もちろん、違いますよね。安全性は、強さではなく信頼で確保することも出来ます。 |
〔注〕 ここで言う強弱は腕力に限るものではありません。金力、権力、法的強制力など様々な強さがあるでしょう。 なお強さと怒りについては、 生と死の絵本集の中の 「負ける喧嘩」や 「沈黙の声」でも取り上げています。この絵は、絵本「沈黙の声」からです。 〔ふりがな〕 それでは、よわいひとは しの かくごでも しなければ、つねに いかりを がまんしつづけなければ いけないのでしょうか? もちろん、ちがいますよね。あんぜんせいは、つよさではなく しんらいで かくほすることもできます。 |