あとがき ―絵本「優しい巨人」 |
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絵本「優しい巨人」では、戦争・大量虐殺の原因ともなる善悪の錯覚―怒っている人を悪い人だと錯覚すること―をテーマとしています。 善悪という考え方を巡っては、これだけではなく本当に多くの錯覚が存在しています。 そして、それらの錯覚は様々に異なる悲劇を育む土壌となり、結果的に、億単位の人々が犠牲になっているのです この絵本「優しい巨人」は、そうした悲劇を地球上から少しでも減らすことを目的に、執筆したものです。 本絵本は、自由にコピーして下さって結構です(商業出版はじめ金銭的な授受を伴う場合を除きます)。
また下記WEBからは、東郷潤の他の絵本やメッセージをダウンロードすることが出来ます。 |
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関連テーマの絵本 |
悪人だと錯覚するのにも動機があります。 たとえば地獄を恐怖し何が何でも善人にならなければと思っていれば、 善悪を決めることはとても重要ですね。 絵本「良い子にならなきゃ」では、そんな心理を描きます。 |
全てを善悪で判断する癖を持つ人は、全てを錯覚する癖を持っているのかも知れません。 絵本「魔法のメガネ」では、そんな世界を描きます。 |
愛への誤解も、戦争の原因となるでしょう。 絵本「他国を愛しなさい!」では、愛の命令が戦争の原因となる心理を描きます。 (小さなお子様向きのテーマではありません) |
悪を攻撃するという心理は、きっと後天的なものでしょう。 絵本「パブロフの犬」では、悪を攻撃するという心の癖が生まれる過程を描きます。 |
他から向けられた敵意の理由は善悪という言葉を使わなくても時に、分かりにくいものです。 「復讐の相手~Ⅱ」では、そんな心理を描きます。 |
メッセージ広告(意見広告)で、「怒っている人は悪じゃない!」と全世界へ教えませんか?
2008年10月現在、平和の絵本では全世界を対象に、インターネットを通して以下のメッセージ広告(意見広告)を行っています。
優しい巨人 怒っている人は悪人じゃないよ! 善悪の錯覚に気をつけて。 |
The Gentle Giant People who are angry are NOT evil! Be aware of Good & Evil addiction. |
(注2)メッセージの文章は、より効果的なものを目指して、工夫を続けていく予定です。
このメッセージ広告(意見広告)には、次のような効果を期待しています。
- ●繰り返し表示されることで、多くの人々が持つ「攻撃者=悪」という思い込み(心の癖)を打ち破り、相互理解への道を開く(クリック広告の場合、表示されるだけでは無料です)。
- ●クリックされることでweb絵本を読んで貰い、より深い善悪中毒への気づきを世界へ広げていく。
- ●気づきを世界へ広げることで人類の意識を変革し、争い・イジメ・戦争・テロ等を、自然に減らして行く。
ちなみに、1クリックの平均コストを10円・クリック率(広告表示に対するクリックの割合)を0.1%(つまり、1,000回表示されるごとに1回クリック)とすると、 1日1,000円の広告予算で、全世界のネット上毎日、広告が10万回表示され、100人の人にWEB絵本のトップ頁へ来てもらうことが出来ます。
しかも、この広告はコンピューターを持っている人が対象ですので、地球上の比較的裕福な人々へメッセージを届けることが出来るのです。 比較的裕福な人々とは権力を持っている方々、つまりは戦争か平和かを決めることが出来る人々を含むでしょう。
もちろん、1日10万回、ネットの世界でメッセージ広告が表示されたからといって、全世界の人々の意識を変えることまでは出来ません。
しかしながら、協賛者が増加すれば、メッセージ広告の予算を拡大して行くことが出来ます。広告の予算が拡大すれば、協賛者も増加するでしょう。
つまり、〔広告→協賛者の増加→広告費の増加→協賛者の増加→広告費の増加→〕というように、自律的に拡大していく渦を作る、ということです。
実際、全世界のコンピューターを持つ富裕層の10億人にWEB絵本のトップ頁に来てもらうためのコストは、わずか100億円に過ぎません(10億人×10円)。 この金額は、世界平和を達成したいという志を持つお金持ちならたった一人で(100億円の資産を持つお金持ちは、大勢いらっしゃいます)、負担できる金額に過ぎません。 あるいは、この運動の渦が自律的に拡大して行き、年間1万円を20年間負担できる5万人の一般個人にサポートされるところまで拡大すれば、負担できます。
世界の人々の意識を変えて、恒久的な世界平和を達成するということは、決して夢物語ではありません。
もしあなたがご共感していただけるなら、どうかこの渦を成長させるために、お力をお貸しいただけないでしょうか?
技術的な話ですが、広告を毎月、安定的に表示させるためには、毎月の広告予算を、ある程度、ならしていく必要があります。 そのため本メッセージ広告(意見広告)だけに限っていえば、一度だけではなく、たとえ小額でも定期的なご寄付をいただけますと大変に助かります。
- 寄付の頁へ
- こちらは、平和の絵本で行っているメッセージ広告(意見広告)の一覧です。
- これまでに頂いた「優しい巨人」(テロや戦争の原因の心理を描く絵本)の読者感想文はこちらへ
- こちらは英語版の読者感想文です(Readers' letters about The Gentle Giant)。
平和の絵本
世界平和の絵本集(WEBトップ頁)クイックツアー-QT
お母様へ(子供を心の病から守る)-QT 悩み落ち込む方へ-QT イジメ・虐待問題-QT 政治・社会問題-QT 戦争と平和-QT 国を憂う方へ-QT
絵本集
本当に悪いのは誰? 世界を巡る攻撃命令 正しいことって何? 攻撃命令無制限
殴れるよ 見下せるよ 誤魔化せるよ
良い子にならなきゃ(地獄の恐怖) やるかやられるか パブロフの犬(条件反射の心理学)
子供を犯罪者に(少年犯罪の原因) 教育マシン(子供の教育に) どっちだ?(孤独の心理)
悪いことは悪い 二重に隠れて 大事な議論 正義の味方
サングラス(理想主義の罠) 出ていて引っ込んでいるもの 認識のパターン(絵本集)
終わりの無い物語(憎しみの連鎖) 私は悪い人間です(罪と祈り)
魔法のメガネ(いじめや戦争) 見えない危険(軍拡の心理) 怯える人々(恐怖で狂暴に) 負けるものか(意志が弱い方へ)
善悪と愛憎 愛と嘘(嘘と偽善) 愛と敵(虐待へ) 愛を命令しないで(オムニバス絵本)
神と善悪 悪人さん、ありがとう 失敗し続ける方法(オムニバス絵本) バカ自慢-絵本集 怒りと憎しみ -絵本集
悪と罰(罰の心理) ある星の飲酒運転(酒酔い運転防止) 罰とイジメと自殺のロンド 罰と恐怖(絵本集)
愛する人が殺されたら―復讐の相手 復讐の相手-Ⅱ 想像という現実(連作絵本) 嫌な気持ちになる絵本 それぞれの深い望み
嵐と湖(心の悩みへ) 待って(焦りと不安へ) 国破れて
生と死(絵本集) お金と経済(絵本集) 民主主義(絵本集)
リンゴ異文化騒動記 僕らは特別(被害者意識) 一輪の花(原爆の廃絶) 差別について(絵本集) 日本独立の選択
平和の絵本理論書
善悪中毒の心理学/善悪という怪物
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