P.13 良い子にならなきゃ; 絵本「何のための、バカ?」 -絵本集「バカ自慢」より

潜在意識の中に、こんな考え方が刷り込まれてはいないでしょうか?  ―「良い子は悪を憎まなければいけない。けれど相手を理解してしまったら、憎めなくなってしまう。だから良い子は悪を理解することはない。 悪を理解できない(=バカである)ことは、良い子であることの証明だ」 もしそうなら、バカ自慢は「私は良い子!」という自慢に他なりません。 これもまた善悪中毒の一症例かな、と考えています。

和を地球へ-癒しの絵本で愛と平和を世界へ

贈る癒しの絵本で和を地球へ。世界へ愛と平和を
でもなんでワザワザ憎むんでしょう? 理解を放棄してまで。
善を愛せ、悪を憎めという黒板の絵(イラスト)

〔注〕
この先生と黒板の絵は、平和の絵本の中で何度となく登場しているものです。 「善を愛せ 悪を憎め 悪と戦え 善いことをしろ 悪いことをするな」 こうした善悪二分割のメッセージは人類社会の中で数千年にもわたって、延々と繰り返されています。
〔ふりがな〕
でもなんで わざわざ にくむんでしょう? りかいを ほうきしてまで。
ぜんを あいせ
あくを にくめ
そうしないと よいこに なれないわよ!

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