サングラス-理想主義の陥穽;平和の絵本

世界には多くの理想があります。それはたとえば、自由、民主主義、共産主義、平和、人道主義、人種平等、神の王国の実現などです。  こうした理想は、あたかも太陽のごとく光り輝いています。この絵本のテーマはそんな理想主義とその陥穽です。

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サングラス
サングラスの絵(イラスト)
東郷 潤

〔ふりがな〕
さんぐらす     とうごう じゅん

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〔解説〕サングラス-理想主義の陥穽

 世界には様々な素晴らしい理想があります。
 これらの理想は、まぶしく光り輝き人々の心を魅了します。

 しかしながら強すぎる光は、人々の目をくらまします。あまりにまぶしく強い光は、「見えない」という意味では、闇と変わりません。
 もちろん、まぶしく光り輝き、夢中になれる何かは、理想主義だけに関連したものではありません。 恋人であろうと、わが子であろうと、お酒であろうと、その人にとってまぶしく輝くものであれば、それはその人にとって「見えない闇」となりうるのです。

 誤解を避けるために申し上げますが、「理想が悪い」というのではないのです。「理想なんて、つまらないものだ」というのでもありません。
 そうではなく、「素晴らしくて光り輝いている」がゆえに、目がくらむと申し上げています。

 絵本「魔法のメガネ」や「見えない危険」では、色を失うメガネについて描きました。この絵本「サングラス」では、 同じ見えない危険について、違った角度から描くものです。


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Sunglasses 英語版「サングラス」