平和の絵本 No.14 ビン・ラディン氏のビデオメッセージ
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第 14 号 2007-9-17 記
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★オサマ・ビン・ラディン氏のビデオメッセージについて
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こんにちは、東郷です。
先日、9月7日、オサマ・ビン・ラディン氏のものとされるビデオメッセージが
発表されました。
本物かどうかは分かりませんが、このメッセージを世界中、億という人々が聞き、
読むこととなります。
オサマ氏を英雄視する人々は、このビデオに直接、影響されることとなります。
「敵を知り、己を知らば、百戦危うからず」というのは孫子の兵法ですが、是非
は別として、まずは相手の言い分に耳を傾け、相手を理解しなければ、テロの動
機は分からず、テロを予防する道も・止める道も見出すことは大変に難しくなる
でしょう。
そうした観点から、このビデオメッセージの内容を知ることは、大変に重要なこ
とだと存じます。
しかしながら、ネットで探しても、日本語訳は見つからず、そこで、ざくっと翻
訳してみました。
これは英文に翻訳されたものから、日本語に直したものです。
⇒http://counterterrorismblog.org/2007/09/obl_transcript.php#025752
あまり時間を掛けずにざっと行なったものですので、翻訳の正確性を保証するも
のではありません。
内容ですが、個人的には大変に興味深く、(語弊はありますが)大変に、面白か
ったです。
3点ほどコメントします。
1)
ちょっとホッとしたのは、「ホロコーストは自分たちの文化ではない」と断言し
ていたことです。
1つのシナリオとして、米国がイランと戦争をはじめ、ベトナム戦争の時のよう
に、どこかの段階でイラク・アフガン・イランから撤退。中東における米国の覇
権失墜、イスラエルは後ろ盾を失う、というものが考えられます。
その場合、イスラエルが崩壊し、その結果、第二のホロコーストが起きてしまう、
という悲劇のシナリオの実現を、実は個人的に懸念していました。
あるいは、米国の地における核爆弾テロ(原爆ホロコースト)の可能性も気にな
っていました。
そこで、オサマ氏(らしき人物)のホロコーストなり原爆への言及は、(甘いの
かも知れませんが)ちょっとホッとしたのです。
2)
次に驚いたのは、情報の正確さ・冷静な分析です。米国への分析も、賛成するし
ないは別として、興味深く感じました。
特にイラクの兵士たちへの同情的なコメントには、「ゆとり」すら感じました。
この原稿を書いたのが、オサマ氏本人かどうかは分かりませんが、大変に賢い人
間の手によるものであることは、間違いがありません。
さらにオサマ氏は、地球温暖化の心配もしています。「地球温暖化の心配をする
テロリスト」・・・意外感を持たれる方もいらっしゃるのでは、と想像します。
3)
宗教的な話は、違和感をもたれる方が多いと思いますが、旧約聖書や福音書(新
約聖書)やマリア様の処女受胎の話など、クリスチャンへの呼びかけを意識し、
工夫しているなあと感じました。
米国で、国内産テロリストの話題が上がっていますが、なるほど、こんなアプロ
ーチをされたら、大きな影響を受ける不満層の人たちもいるのでは、と感じまし
た。
それにしても、八百万の神々を持つ日本人の目で読むと、多神教への強い否定に
は、困惑してしまいますね。^^:
以下、オサマ氏(らしき人物の)のビデオメッセージです。
いうまでもありませんが、これはオサマ氏の意見であり、平和の絵本の意見では
ありません。念のため。
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★オサマ・ビン・ラディン氏のビデオメッセージ日本語訳
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全ての賞賛をアラーの神に。彼は公正に天国と地上を造った。そして彼の恵みと
愛で人を造った。彼のやり方で人々の日々は回り、そして彼の法で、目には目を、
歯には歯を、そして殺人者に死を、という報復も行われる。全ての賞賛はアラー
へ。彼は、あの園への憧れを彼の奴隷に目覚めさせ、その園には拒否しないかぎ
り、誰もが入ることとなる。彼一人に従うものは、誰でもその園に入ることとな
るが、彼に従わない者は、拒絶される。
次に来るものに関して; ガイダンスに従うものに、平安を。
米国の人々よ。あなた方に関連のある重要な事柄に関して、お話をする。
耳をお貸し願いたい。
はじめに、私たちの間の戦争についてお話する。そしてその影響についても。
はじめにお話するのは、米国は、最大の経済力と最強、最新の軍備をも所有して
いる。
そしてこの戦争と軍備に他の全ての世界がその軍備に使う以上のお金を費やして
いる。そして、米国は世界の政策へ影響を与える中心的な国だ。
あたかも不公正で独占的な拒否権を持つかのようだ。これらの全てにも関わらず、
19人の若者は、最も偉大なるアラーの神の恵みによって、その羅針盤の方向を
変えることに成功した。
実際、聖戦士の話は、あなた方のリーダーのスピーチに欠かすことが出来なくな
り、その効果、影響を隠すことは出来ない。
9月11日から、米国の政策は聖戦士に影響されるものとなった。
そして、それは最も偉大なアラーの神の恩寵によるものだ。
その結果として、人々は米国に関する真実に気づいたのだ。
米国の評判は落ち、その威信は世界でくずれ、経済的に血を流している。
意図は異なるものの、われわれの利害が主要企業やネオコンと重なるものがあっ
たとしても、だ。
そして、ご参考まで申し上げるが、マスメディアは、帝国主義者の道具として、
戦争のはじめの年、信頼に足るものではなかった。
そして、ブッシュは、イラクに自由を広げるための、マリキ氏とその政府との協
力について語った。しかし彼は実際には一つの派閥から次の派閥と働いているだ
けだ。 この戦争が彼の好みの結果に速やかに決まると信じて。
こうして、いわゆる内乱となり、彼の手によって、事態は悪化し、コントロール
不能となった。
彼はまるで海を耕して、失敗だけを刈り取っているかのようだ。
これらは、自由を広めると、あなた方に話している、その人々に関しての結果の
一部だ。ブッシュが、イラクでより広い管轄権を国連へ与えないことへ、固執し
ているという事実は、彼の敗北を示すものでもある。
事実は、米国は戦争を継続する以外に選択はない。こうした話は、実際のところ、
ネオコンの言葉の繰り返しにすぎない。
チェニィなり、ラムズフェルドなり、リチャードパールなりだ。彼は以前、米国
は彼らの前で戦争を続けるしかない、さもなければ、ホロコーストに直面する、
と語った。
私は申し上げる。この間違った話へ異議を唱えたい。ホロコーストの倫理・文化
はあなた方のものである。
実際、我々の宗教では、生きたものへの火あぶりは禁止されている。
たとえ蟻のような小さなものに対してもだ。人間なら言うに及ばずだ。
ユダヤ人へのホロコーストは、あなたがたの信者によって、ヨーロッパの中央で
行われたものだ。もし、それがもっと我々の国に近いところで行われていたなら、
我々のもとへユダヤ人は逃げることが出来ただろう。
その証拠に、あなた方の兄弟であるスペインが、恐ろしい異端審問をモスリムと
ユダヤ人へ仕掛けたとき、ユダヤ人は、我々の国以外に、安全な逃げ場所を見つ
けることは出来なかった。
そして、だからこそ、モロッコにおけるユダヤ人のコミュニティは世界で最も大
きなユダヤ人社会となっている。彼らは我々と共に生きており、我々は彼らを灰
にしてはいない。
しかしながら、我々は抑圧と、人間性の否定と、恥辱の中で眠るような人間では
ない。我々は専制と侵略へ報復するものだ。そしてモスリムの人々の血を無駄に
しはしない。待つものへ、明日は近いのだ。
さらに言えば、あなた方兄弟、クリスチャンは、我々と一緒に14世紀を生きて
きた。
エジプトだけを見ても。そこには何百万人というクリスチャンがいて、我々は彼
らを灰にしてはいない。そして、そうすることもない。
しかし、実際には、長いこと偏見に満ちたキャンペーンが我々に対して行われて
いる。あなた方の政治家や作家やメディアのやり方で、特にハリウッドとかだ。
イスラムとその信奉者をあなた方に誤解させ、本物の宗教から遠ざけるという目
的で、だ。
民族への虐殺やホロコーストは、あなた方の手で行われた。
アメリカ先住民は、その見本の一部に過ぎない。2~3日前には、日本人は、あ
なた方の核兵器による、広島・長崎での殲滅の62回目の記念日を迎えた。
そして、あなたのイラクへの不正な戦争の影響を考える人々の目に映るものの一
つとして、あなた方の民主システムの失敗がある。
それが、正義や自由や、平等や、人間性というスローガンを上げているにも関わ
らず。それは、これらの事柄を達成することを失敗しただけではなく、それはこ
れらの事柄やその他のコンセプトを、その武器をもって現実に破壊している、
特にイラクやアフガニスタンで。
恥知らずにも、それらを恐怖、破壊、殺人、飢餓、病、住む場所を無くし、バグ
ダッドだけで百万もの孤児、夫を失った何十万もの妻で、置き換えているのだ。
米国は、統計によれば、戦争とその影響で、イラクの人々、65万人以上を殺し
ているのだ。
米国の人々よ。世界の人々は、あなた方のイラクへの侵略のニュースに関心を持
ち、そしてこの戦争の数年間の悲劇の後、あなた方の過半数はこの戦争を止めた
がっていると、知っている。
そこで、あなた方は民主党へ投票をした。しかしながら、民主党は、言及するに
値する何もしていない。その反対に、彼らは何千億ドルをも、イラクでの殺人、
戦争に使うことに同意し続けている。そして、それはあなた方の多くを、失望さ
せ悩ませている。
さて、そこでこの問題の核について、人は立ち止まり、考える必要がある。
なぜ民主党は多数派となっても戦争を止めることに失敗したのか、と。
私はこの質問の回答へ、他の質問を投げかけた後で、戻ってこよう。
それは、ホワイトハウスのリーダーたちは、なぜ戦争を開始し全世界でそれを実
行することに、これほど熱心であり、この目的のために、全ての機会を利用し、
時には、虚偽、明らかな嘘に基づいて正当化さえするのか? -イラクで目撃し
たように。
ベトナム戦争で、ホワイトハウスのリーダーたちは、それが必要であり、命運を
かけた戦争だと主張した。その間、ラムズフェルドとその側近は二百万人の村人
を殺害した。そしてケネディが大統領となり、ホワイトハウスが描いていた政策
を逸脱させこの不正な戦争を止めたいと思ったとき、それは戦争継続から利益を
得ている大企業のオーナーたちを怒らせることとなった。
そして、ケネディは殺された。その頃、アルカイダはまだ存在してはいなかった
が、これらの企業は、その暗殺からもっとも利益を受けるものたちだった。
そして戦争は、ほぼ10年間、継続した。しかし、それが不正で不必要な戦争で
あったことが明らかになった後に、あなた方はもっとも大きな間違いを犯してし
まった。
それは、あなた方は、この戦争を始めた人々に罰を与えなかったことだ。
最も暴力的な殺人者、ラムズフェルドに対してですら。さらに信じ難いことにブ
ッシュは最初の任期で、彼をディフェンスセクレタリーに任命した。
チェニィを副大統領に、パウエルを国務長官にアーミテージを副官にした後に、
だ。彼らの恐ろしい血にまみれた殺人の歴史にも関わらずだ。
これは彼の政権の明らかな印だった。その政権の概要は、人間性を救うことに関
心があるのではなく、新たな虐殺を行うことに関心を持っているということだ。
それにも関わらず、あなた方はブッシュが最初の任期を終えることを許し、そし
てもっと奇妙なことに2期目を彼に委任した。それは、あなた方からの明白な信
任を得たこととなる。あなた方は、イラクとアフガンで我々の民を殺し続けると
いうことを十分に知りながら、だ。
そして、あなた方は自分たちを無実だという。
あなた方の無実は、あなた方の子供たちの9月11日の死に関して、私が無実だ
というようなものだ。もし、私がそう主張したなら。しかしながら、私にはあな
た方の、米国外での人々の命に対する、傲慢さ、無関心を楽しむことは出来ない。
あるいは、全世界は、彼らがライオンのシェア(大きな分け前)を持っているこ
とを知りながら、あなた方のリーダーたちの嘘を楽しむことは出来ない。
そのような倫理は我々のものではない。
ここで私が強調したいのは、過去の戦争犯罪者たちへ責任を取らせず、彼らにそ
の権利も無い人間への殺戮という犯罪を繰り返させ、その結果、今日、抑圧され
たものたちが、あなた方から彼らの権利を取り返し続けているということだ。
この戦争は、全く不必要なものだった。
あなた方自身のレポートで証言されているとおり。そして、あなた方の側でこの
問題に関して語って、人々の意見に影響を与えている最も有能なひとりは、ノー
ム チョムスキィだ。彼は、戦争の前に冷静な言葉を話した。しかしテキサスの
リーダーは、それを好まなかった。世界の人々は、戦争の本質を説得力のある言
葉、「黒い油のために、赤い血を流すな」で説明した警告、その大規模なデモン
ストレーションを知ることとなった。
しかし、リーダーたちは一顧だにしなかった。
今こそ人類は気づく時だ。人権や自由に関するお話は、ホワイトハウスとそのヨ
ーロッパの協力者が作り出した嘘に過ぎず、それは人類を騙すもので、彼らの運
命をコントロールし支配するためのものなのだ。
さて、そこで民主党が戦争を止めることに失敗した原因に関する質問だが、私は
申し上げる。それはケネディがベトナム戦争を止めることに失敗したことと同じ
理由だと。
本当の権力と影響力を持っているのは、最も大きな資本を持っているものだ。
そして、民主システムが、大統領選でも、議会選挙でも、大企業が候補者を支持
することを認めているので、そこには驚く理由は何も無い。
だから、民主党は戦争を止めることに失敗したのだ。そして、あなた方こそは、
「お金が物を言う」と言っている人達なのだ。
申し上げるが、あなた方の戦争を止めるという望みを実行することを民主党の代
議士たちが失敗した後でも、あなた方はまだ戦争反対のプラカードを持ち、大都
市の通りに広がり、そして家に帰ることが出来る。しかし、それは無意味であり、
戦争を継続させるものだろう。
しかしながら、戦争を止める2つの方法がある。
最初のものは、我々の側からだ。それは、あなた方を殺し、戦うことを、もっと
激しく継続していくことだ。それは我々の義務であって我々の兄弟たちが行って
いる。私はアラーの神へ、彼らへ決意と勝利をもたらすことをお願いする。
そして2番目の解決策はあなた方の側からだ。
民主システムが無能であって、大企業の利益のために兵士や人々を犠牲にして、
人々の利益や血をもてあそんでいることが、あなた方と全世界へ明らかになった。
それにより、彼らこそが本物の専制的なテロリストであることが誰の目にも明ら
かになった。実際、人類の命運は危険に晒されている。主要企業の工場の排気を
主な原因とする、地球温暖化によってだ。
それにも関わらず、ホワイトハウスのこれらの企業の代表は、京都議定書を無視
することを主張した。統計的に何百万人という人類の死など、特にアフリカで原
因となることを十分に承知していながら、だ。
人類へのこの恥知らずな攻撃にも関わらず、西洋のリーダーたち、特にブッシュ、
ブレアー、Sarkozyとブラウンは、人類の知性をはなはだしく無視し、まだ自由
や人権を語っている。
これ以上に強く明白で危険なテロリズムなど、何があるだろう?
だから私はあなたに申し上げるのだ。あなた方は、御自身を僧侶や王様や封建主
義の奴隷から解放した。あなたは御自身を資本システムの欺きと混迷と減耗から
解放すべきだ。
もしあなたがこれを熟考したなら、あなたは結局、気が付くことだろう。
そのシステムは中世のものよりも残酷で荒々しいということを。資本家のシステ
ムは、民主主義を守るためのグローバライゼーションというラベルのもとで、全
世界を主要企業の領地となすことを、追い求めているのだ。
イラクとアフガニスタンと彼らの悲劇は、そして、あなた方の多くが重荷―利息
と関連した借金、狂った税金、不動産の借金、地球温暖化とその災害―で、ふら
ついていることは、そして、アフリカの絶望的な貧困、悲劇、こうした全てのこ
とは、このグローバルシステムの残忍な顔の一面に過ぎない。
だから、あなた方がこれらの全てから御自身を解放して、代替するものを探すこ
とは、避けては通れないことなのだ。まっすぐなやり方、人間のどのクラスも、
自身だけの利益のために、他のクラスの犠牲で勝手な法を定めて(あなた方のケー
スのように)、行うのではなく。人の造った法は、資本を持つものを利し、した
がって富めるものをますます富まし、貧しいものをますます貧しくするものだか
らだ。
絶対に信頼できる方法は、最も偉大なアラーの神のものである。
彼は、天国と地を造った。創造者、全てを知る者、彼の奴隷の魂を知るもの、彼
らにもっとも適した方法を知るものを創造したのだ。
あなたがアラーの神を信じていることを、絶対的な確実性で信じ、そしてその信
じることに完全に納得する。 あなたのドルを信じるほどに。
しかし、真実は、あなたは信じるものを間違えている。
公明な審判者は、アラーを信じることは彼の方法にまっすぐであることを要求す
ることを知っている。したがって、人生の全ての面で、アラーの神だけの命令、
禁止に、完全に従順でなければならない。
もし、アラーの神以外と関係し、宗教とは関係ないとし、そして自分が信者であ
る、とするとどうだろう?
あなたがやったことは、明らかな失敗であり、多神教を明示するものだ。
私は、多神教に関してのたとえ話をしよう。たとえ話は、話を要約し明確化して
くれるからだ。店を持って、人を雇っている男が言ったとする。「販売をして、
お金を渡すように」 しかし、もし店員がその販売代金をオーナー以外に渡した
としたら、誰がそれを許可するだろう?
あなたがアラーの神を主であり、あなたの創造者でこの地の創造者で所有者だと
信じ、あなたがその地で働き、けれど彼の命令無く、彼に従わなかったら、そう
すれば、彼の法や方法に違反していることとなってしまう。
こうした事は、多神教の最たるもので、アラーへの服従への反抗となってしまう。
このとき、信者は不信心者となってしまう。たとえ、アラーの他の命令のいくつ
か従っても、だ。最も偉大なるアラーの神、彼はその命令を聖なる本、たとえば
トーラー(旧約聖書の一部)や福音書で示された。また預言者によって、人々へ
の福音として示された(アラーの祈り、平安が彼らにありますように)。
この崇高な本を固く抱いていることは、我々の強さの秘密であり、数や物質の不
足に関わらず、戦争に勝っていることの秘密なのだ。
もし、あなたなぜ戦争に負けているかを知りたかったら、これについては、
Michael Scheuerの本を読んで欲しい。
今日のモスリムの悲惨な状況から、イスラム教に背を向けてはならない。
なぜなら我々の支配者たちは、一般に、何十年も前にイスラム教を捨てたからだ。
しかし、我々の祖先は、世界のリーダーであり、開拓者だった。何百年もの間、
だ。彼らがイスラム教を固く保持していたころ、だ。
結びの前に、私は申し上げる。
様々な出来事について思索する人々が増加している。彼らは自分の研究に基づき、
彼らは米帝国の崩壊が近づくことを宣言した。
彼らの中には、ソビエトの崩壊を予想したヨーロッパの思索者もいる。
そしてソビエトは実際に崩壊した。米国という帝国の後に、何が来るか、それに
ついて彼の本を読むことは、あなたの利益となるだろう。
それから、ソビエトが崩壊した最大の原因について、その指導者のブレジネフに
悩まされたことを思い起こし願いたい。彼はプライドと傲慢に邪魔をされて、地
上での現実を直視できなかった。
アフガンへの侵攻の最初の年、ロシアは戦争に負けているとのレポートがあった
が、彼はそれを認識することを拒み、彼の個人的な経歴に汚点がつくことを拒み、
しかしながら彼が現実を認めなかったことは、思慮深い人々の考えを変えること
にはならず、問題の悪化と損失の増大を変えることにもならなかった。
そして20年前の彼らの状況と、あなた方の今日の状況とは、なんと似ているこ
とか。ブレジネフの間違いはブッシュによって繰り返された。彼はイラクからの
軍隊の撤退の日をたずねられたとき、彼の任期中には行わなずに、彼の後継者の
時期になるだろうと答えている。
そして、この発言がいかに重大であるか。
今、私が申し上げるのは、イラクにいるあなた方の兵士たちの心が痛むようなメ
ッセージを聞くことが、あなた方のためだということだ。
彼らの血、神経、バラバラの手足。これらが、こうした無責任な宣言の代償だ。
メッセージの中には、ジョシュアの説得力があるものもある。そのメッセージを
彼はメディアを通して送ったのだが、彼は彼の目の涙をぬぐい、激しい言葉で、
2-3人日でも彼に加われと、米国の政治家たちを招待したのだ。
おそらく彼のメッセージは、あなた方の注意深い耳に届き、あなた方は彼と、そ
れから15万人以上のあなた方の息子たち、二つのひどい状況を経験している息
子たちを助けることができるだろう。
もし、彼らが兵舎をでたなら、地雷が彼らを破滅させる。もし彼らが出ることを
拒むなら、彼らは裁かれてしまう。そうして、彼らの前に残された選択は、ただ
自殺するか泣くか。どちらも、激しい苦悩から来るものだ。
あなた方に答えてもらうために、泣き叫ぶことと自分自身を殺す以上に出来るこ
とって、何があるだろう? 彼らはそれらを大変な屈辱と不安と恐怖から、行う
のだ。それは、何百年か前、あなた方の手で苦しんでいた奴隷たちの苦悩よりも
厳しいだろう。それはまるで、ひとつの奴隷状態から他の奴隷状態になるかのよ
うに、厳しく辛い。防衛省からの金銭的な誘惑という、空想に包まれているにし
てもだ。
あなた方は、彼らの苦悩の重大さを感じますか?
聖戦士の中に、あなたがたへのメッセージがある。全世界は、彼らを追いかけて
いるが、彼らの心は、アラーに恵みによって、満足し、落ち着いている。本物の
宗教は、人々の生活にその法で秩序を与え、彼らの必要と利益を保護し、彼らの
道徳を純化し、彼らを悪から保護し、そしてアラーに従いアラーおひとりへの真
剣な崇拝を通じて、天国への入り口を保証してくれる。
そして、その結果として、戦争を止めたいというあなた方の望みをかなえてくれ
るだろう。
なぜなら、主要企業の戦争好きなオーナーたちは、あなた方があなた方の民主シ
ステムへの信頼を失い、代替物を探し始めたこと、そしてその代替物がイスラム
であることに気づき次第、あなたの後を追いかけ、あなた方をイスラムから逸ら
すために、あなたが望むことを達成しようとするからだ。そして、あなた方がイ
スラムに従順となることは、彼らが人々をだまし、兵器売買といった様々な言い
訳で儲けるという機会を、奪うこととなるだろう。
イスラムには、税金はない。ただ、わずか合計で2.5%の施しがあるだけだ。
資本の嘘に気づいて欲しい。そしてあなた方の、ありのままのイスラムに関する
熱心な勉強で、あなた方は重要な真理に到達するだろう。それは、全ての預言者
の宗教(預言者たちへ平安とアラーの祝福を)はひとつであり、その本質はアラー
おひとりの命令へ、人生の全ての面での服従ということだ。
たとえ、法とは異なっていても。
そして、アラーの預言者であるイエスと彼の母(平安とアラーの祝福をお二人に)
のお名が、高貴なるコーランで何十回も言及されていることをあなたはご存知か?
コーランの中には、Maryamという章が存在している。すなわち、Mary、
Imranの娘であり、イエスの母だ(平安とアラーの祝福をお二人に)。
そこでは、預言者イエスを身ごもった話、彼女の純潔、清浄が語られている。ユ
ダヤ人の彼女に対する作り話とは対照的にだ。自分自身で見つけたい人は誰でも、
この素晴らしい章の詩篇に耳を傾けるべきだ。クリスチャンの王の一人、Neg
usは、これらの詩篇を聞き、彼の目は涙であふれ、彼が言ったことは、真理の
探究者にとって、長く、考慮されるべきことなのだ。
彼は次のように語ったのだ。
確かに、これとイエスが持ってきたものは、一つのランタンから来たものだ。
すなわち、崇高なコーランと福音書はどちらも最も偉大なるアラーから来たもの
だ。そしてコーランを学ぶ、あなた方の正しく知性的な人々は、全て、必ずやこ
の真理に達するだろう。
そして、アラーが人々の改変からコーランを保存したことは、書いておかなけれ
ばならない。そしてイスラムをより知るための読書には、わずかな努力がいるだ
けだ。
そして導かれるものが得るものは大きいのだ。
導きの道を歩くものへ、平安を。
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