善悪の世界観の中で、人は善人と悪人に分けられがちです。 その心の癖と「この子、イジメっ子かも?」という小さな不安が一緒になれば、ごく普通の少年を容易に「悪人」だと錯覚してしまうでしょう。 必ずそうなるということではありません。錯覚する危険が高まるということです。
休み時間、僕はあいつに話しかけた。 |
〔参考絵本〕 善と悪に分ける心の癖については絵本「魔法のメガネ」はじめ、何度となく平和の絵本で取り上げています。 〔ふりがな〕 やすみじかん、ぼくはあいつにはなしかけた。 なあ、ちょっと はなしたいんだ いや、いそがしいから たいへん! わるいこが はなしかけてきた! |