でも・・・、善悪のメガネをしていると、白と黒しか見えません。 それはとても退屈でした。だって、花の色も、空の青さも、木の緑も見えないのですから。 | ||
そこで、めがねを外してみました。 ちょっと善悪を忘れて、美しい世界を見たくなったんです。いつメガネを外しても良いって、天使はそういっていました。 |
〔ふりがな〕 でも・・・、ぜんあくのめがねをしていると、しろとくろしか みえません。 それはとても たいくつでした。だって、はなのいろも、そらのあおさも、きのみどりも みえないのですから。 そこで、めがねを はずしてみました。 ちょっとぜんあくをわすれて、うつくしいせかいをみたくなったんです。いつめがねをはずしてもよいって、てんしはそういっていました。 |