罰には、愛の鞭といった「愛」に基づくものもありますが、「悪を憎め」で罰する場合には、愛ではなく憎しみに基づくこととなります。
「悪を憎め」を前提とし、その上で一時的に善悪を抜くと; |
罰は、強者が弱者を憎み、 一方的に攻撃することです。
その憎しみと攻撃と恐怖で、強者が弱者を支配します。 |
善悪を戻すと; |
罰は、悪人が当然に受ける報いです。 悪は憎まなければいけません。 罰で、悪を抑止するのです! |
〔ふりがな〕 「あくを にくめ」を ぜんていとし、そのうえで いちじてきに ぜんあくをぬくと; ばつは、きょうしゃが じゃくしゃを にくみ、いっぽうてきに こうげきすることです。 そのにくしみと こうげきと きょうふで、きょうしゃが じゃくしゃを しはいします。 おおくの にんげんしゃかいで、それはあたりまえのことと されています。 ぜんあくをもどすと; ばつは、あくにんが とうぜんに うける むくいです。 あくは にくまなければ いけません。 ばつで、あくを よくしするのです! |