誰かが誰かを異なる認識に基づいて扱った場合、それを差別だと認識することもあるでしょう。
悪戸ミル吉さんは、刺青太郎さんを悪人だと思っているので、悪人として扱います。 |
一方で善戸ミル彦さんは、刺青太郎さんを善人だと信じているので、「悪戸ミル吉さんが刺青太郎さんを差別している」と思いました。 |
〔注〕
状況設定は、絵本「悪い良い人-1」と同じです。 本シーンの状況がご不明な場合は、先に絵本「悪い良い人-1」をご覧になってください。 |
〔ふりがな〕 あくとみるきちさんは、いれずみたろうさんを あくにんだと おもっているので、あくにんとして あつかいます。 いっぽうで ぜんとみるひこさんは、いれずみたろうさんを ぜんにんだと しんじているので、「あくとみるきちさんが いれずみたろうさんを さべつしている」とおもいました。 |