認識の間違いが修正され、差別は自動的に無くなりました。人は対象物を認識した通りに扱うものだからです。
刺青太郎さんへの認識を修正した悪戸さんは、むろん、それからは刺青太郎さんを、立派な人として扱うようになりました。 立派な人を立派な人として扱うのは、当たり前のことにすぎません。 |
|
では次は、善悪の錯覚が絡んだケースです。 |
〔関連絵本〕
対象物を認識した通りに扱うというテーマについては、 絵本「テニスと鉛筆」をご参照ください。 |
〔ふりがな〕 いれずみたろうさんへのにんしきをしゅうせいしたあくとさんは、むろん、それからはいれずみたろうさんを、りっぱなひととしてあつかうようになりました。りっぱなひとをりっぱなひととしてあつかうのは、あたりまえのことにすぎません。 ではつぎは、ぜんあくのさっかくがからんだけーすです。 |