世界平和を願うあなたへ《戦争の原因と反戦・平和運動の方法論》
毎日、罪も無い大勢の人達が、
テロや戦争で殺されています。
子供や女性も含めてです。
…その悲劇を見たとき、世界平和の達成を願い、反戦運動や平和運動への衝動に駆られるのは自然なことです。
心にわきあがる怒りの気持ち・戦争反対への情熱を批判することは、誰にも出来ません。
そしてその怒りの激しさを思えば、世界平和を願うはずの反戦・平和運動が、時に暴力的なものとなることも理解できます。 暴力的にまでならなくても、戦争を連想するあらゆるものに反対することもあるでしょう。 実際、そんな感情的な反発だけで行なわれる反戦運動・平和運動も散見されるようです。
…しかしながら、目標達成(=世界平和達成)に至る方法論が無い反戦運動が、 世界平和につながることはありません。 怒りに駆られ盲目的に行なわれる反戦・平和運動は、盲目的な怒りの解消です。 ・・・つまりは、ただのストレス解消・自己満足に過ぎません。
さらに言えば、憎しみを動機とする反戦・平和運動は、世界へ新たな憎しみを送り出します。 とても残念なことですが、それは世界平和の達成というよりも、むしろテロ・戦争を増加させる方向に働いてしまうかも知れません。
だから、本気で世界平和の達成を願うなら、反戦・平和運動に、現実的な方法論はとても大切。いえ、不可欠なのです!
世界平和を達成するための、現実的で実効性がある方法論
それでは、どうすれば世界平和を達成できるのか? どんな反戦・平和運動に実効性が有るのか?
どうすれば本当に地球を平和に出来るのか?
それも、ただ力や恐怖で抑えこむ「奴隷の平和」ではなく、
人々が心底仲良く信じあって生きていける、…そんな平和。大いなる和。
それをどうすれば達成できるのか?
むろん、この問いに答えるのは、そうそう簡単なことではありません。
この問に答えるためには、まず戦争・人々の対立・憎しみの根本的な原因を突きとめなければならないからです。
結果(=テロ・戦争で大勢の人が殺される現実)を変えたければ、まず原因を見つけ、
次にその原因に働きかける必要が有るのです。
もう一度、書きましょう。テロや戦争をなくしたければ、まずテロや戦争の原因を突き止め、
次にその原因を除去する必要があるのです。
「結果を変えるために、原因を見つけ、その原因を除去する」
・・・これは別に世界平和や反戦に限ることでは有りません。ごくごく当たり前のことです。
そして、原因を除去する方法論もやはり現実的なもの、つまりは実行可能なものでなければさして意味は無いでしょう。
さてそれでは、まずあなたには、戦争の根本原因がお分かりになりますか?
もし、世界へ平和をもたらしたいなら、最初に、この問に真剣に向き合ってください。
大切なのは、反戦の自己満足(戦争に反対しているという自己満足・免罪符・ストレス解消)
ではないのです。
そして、根本原因がお分かりになったなら、次はその原因を除去します。 そのためには、原因を除去する現実的な方法論を作成します。 その方法論は、あなたに出来ることである必要があります。 あなたが現実に実行できない方法論では、やはりただのストレス解消・自己満足で終わります。
…さて、僕はこれらの問いに、長期間、真剣に向き合って来ました。
その結果、回答を見つけています。
戦争の根本的な原因についても、その原因を除去する現実的な方法論についてもです。
世界平和を達成するための、具体的な提案
まず、戦争の根本的な原因について、僕の回答です。
このwebの絵本集をご覧になってください。それぞれの絵本のテーマを、深くお考えになってみてください。 戦争の根本的な原因について、書いたつもりです。 絵本の内容がある程度、ご理解いただけたなら(「ああ、なるほど。こんな考え方もあるのかなあ」程度で結構です)、 次は拙著「善悪中毒」3部作をじっくりとお読みになってください。
絵本は万人に理解できるよう、分かりやすさを追求して書いていますが、本の方は違います。できるだけ分かりやすく書いてはいますが、内容はハードです。
きちんとご理解いただくまでには、(あなたが人間心理によほど明るい場合を除けば)繰り返しお読みいただく必要があるでしょう。
しかしながら、真剣に僕の作品と向き合っていただけたなら、
人類がいつまでも世界平和を達成できず、テロ・戦争を繰返す根本的な原因が、きっとご理解いただけるものと思います。
さて原因が見えれば、次はその除去です。もちろんそれも実効性があり、現実に我々でも実行可能な方法である必要があります。 それについては、このwebで世界平和への方法論-全く新しい形の平和運動-をご提案しています。
その具体的な方法は、可愛い絵本-気づきの絵本-に愛を託して、世界中の人々にプレゼントする。あるいはWEBなどを通して、無料で読んでもらう。
…そうして世界の人々の心へ働きかけ、人々の心を癒しつつ、世界平和達成に必要な気づき/和の心を広げて行くというものです。
もちろん絵本に託す気づきは、単なる思い付きではありません。それは戦争・憎しみ・対立の根本的な原因を除去するために、考えぬかれたものです。
「善悪中毒」3部作をご理解いただけた方には、もちろん、お分かりになるはずです。
繰り返します。まずはこのwebを徹底的に読んでください。そして、徹底的に考えてみてください。
世界へ平和を達成するために、なぜ絵本なのか? なぜどこかの国旗を燃やす代わりに、プレゼントなのか? 世界平和を達成するために、必要な気づきって何なのか? そもそも何が戦争の根本原因なのか?
そして、もしあなたがこれらの問題への答えをご自分のものとすることができたなら、・・・あなたの怒り-テロや戦争で多くの人々が殺されていることへの怒りです-を、我々の運動へお貸し下さい。
一緒に世界を変えましょう。
東郷 潤