妄想に取り付かれた異常者本人は、しだいに妄想が現実感を増し、現実が希薄になった、と感じるかも知れません。 しかしながら、そこには錯覚があります。実際は妄想を愛する異常者が、「現実」から現実感を奪い、「妄想」に現実感を与えているのです。 人間にはこれほどの可能性があるのです!
ところで君はもう、自分の妄想を、少しずつ現実世界で実行し始めたのかい? ・・・そう、君にとって、妄想の彼女は現実に存在している。そしていつも甘く、君にささやき続けている。 | |
「愛しているわ。 あなたになら、殺されてもいいの」 |
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それじゃここで、もう1つ、当ててみせよう。 |