しかしながら、妄想は妄想に過ぎません。妄想を実行すれば、非現実感を実感するでしょう。 圧倒的な白々しさ・空しさは、何度殺人を繰り返しても消し去ることはできません。要はいつそれに気づくか。 実行前にそれに気づいてもらえれば犯罪予防につながるのでは、と筆者は考えています(この絵本の執筆目的の1つです)。
異常者への手紙;次頁