死を思う;一緒に行くよ;;生と死の絵本集 P.13

彼は死を恐怖していたので、自分の死について考えることはありませんでした。 彼は病床で初めて否応なく、自分の死に向き合うこととなります。

和を地球へ-癒しの絵本で愛と平和を世界へ

贈る癒しの絵本で和を地球へ。世界へ愛と平和を


・・・でも、ふと気づきました。体が思いのほか弱っていることを。

もしかすると、俺は死ぬのか?
大変だ!
俺のお金や財産。
あの世にまで持っていけないじゃないか! 地位も権力も持っていけない。
病床で考えている絵(イラスト)

・・・でもそれじゃ俺はあの世に 何を持って行けるんだ?
これほどがんばって成功したのに、
あの世まで持って行けるものは、何ひとつ無いじゃないか!?

〔ふりがな〕
・・・でも、ふと きづきました。からだが おもいのほか よわっていることを。
もしかすると、おれは しぬのか?
たいへんだ!  おれのおかねや ざいさん。 あのよにまで もって いけないじゃないか! ちいも けんりょくも もっていけない。
・・・でもそれじゃおれは あのよに なにをもっていけるんだ?
これほどがんばって せいこうしたのに、 あのよまで もっていけるものは、なにひとつ ないじゃないか!?

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