失業率アップ;P.8 誰がための競争;;失業、財政危機、生産性、労働時間、過当競争の相関関係

供給過剰になれば在庫が増え、生産調整が必要となります。現実の経済社会では、不況になる、ということです。不況になれば当然、失業率も上昇します。 ここでは必要な労働時間が1000時間から500時間へ半減。一人当たりの労働時間は20時間で固定しています。村人の半分が失業する計算です。

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結局、村人の半分の25人が仕事にあぶれました。つまり、仕事を確保するという競争に負け、失業者になったのです。
首の宣告と倒産の絵(イラスト)
競争に勝った、残りの25人は、前と同じ一日20時間労働で(25人×20時間=500時間)、生産を続けました。 一方、失業者にも衣食住は必要です。最低限の生活を保障しなくては、飢えて暴徒化する危険があるのです

〔注〕失業者を貧困国へ置き換えれば、「暴徒化」は、「海賊行為・テロ・戦争」といった言葉で置き換えることが出来るだろう。

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