現実があまりにも辛い時、人は現実を否定することがあります。これはごく普通にみられる心理でしょう。 中には様々な原因によって、この「現実否定」が、心の癖となってしまうこともあるようです。 ちなみにもし現実と妄想が混同すれば、本人(達)にもどこまでが現実なのか、妄想なのか、分からなくなってしまいます。
さて現実がとても辛い時、人は現実逃避をすることがありますね。それは個人に限るものではありません。 複数の人々が協力し想像を作り上げ、それを現実だと思い込み、本物の現実を否定することもあるのです。 |
この○○に、彼らが作った「想像」が入ります。 |
〔参考絵本〕 絵本「土の中」でも現実を否定する心理を描いています。 |
〔ふりがな〕 さてげんじつが とてもつらいとき、ひとは げんじつとうひを することがありますね。それはこじんに かぎるものではありません。 ふくすうのひとびとが きょうりょくし そうぞうをつくりあげ、それを げんじつだとおもいこみ、ほんもの のげんじつを ひていすることもあるのです。 ちがう! おれたちは ひとごろしなんかじゃない! だって、○○なんだから! |