戦争と平和;平和の絵本のクイックツアー

戦争と平和；平和の絵本のクイックツアー

　テロや戦争といった争いを生む心理と原因です。 世界中無数の人々が善悪の錯覚で、無意識の内に互いにマインドコントロールをし、マインドコントロールされているのです。 争いが無くならないのは当たり前ではないでしょうか。

世界をめぐる、攻撃命令

悪いことは悪い

　「国際社会が一致して非難」といった事象の底に、こんな悲しい心理は無いでしょうか。２つ絵本をご紹介します。

やるか、やられるか

悪人さん、ありがとう

　善悪中毒は、もちろん暴力や憎しみの連鎖の原因となるでしょう。 正義のために悪と戦っていると錯覚した人々は、延々と不毛な争いを続け、殺し合います。

終わりの無い物語

　善悪中毒はむろん、戦争の原因です。広島の絵本作家yukariさんの絵でお楽しみ下さい。 ＠スマホの方は ⇒こちら印刷版「魔法のメガネ」の方が読みやすいかも。）

魔法のメガネ〔原爆編〕

　善悪中毒で視野を閉ざされたなら、自分（自国）が嫌われる原因も見えなくなるでしょう。 その恐怖は際限の無い軍備拡張の原因となるでしょう。

見えない危険

　見えない恐怖は、人を凶暴化させるでしょう。

怯える人々

　民主主義につきものの、多数決というシステムが内包する欠陥もまた戦争の間接的な原因となるかも知れません。 民主主義シリーズの中の２作品です。

僕らは主権者

２対１，０００

　異文化理解の難しさも、一歩間違えれば戦争の原因となります。

リンゴ異文化騒動記

　固定化した被害者意識もまたいわば錯覚の一つです。錯覚はむろん、テロや戦争の心理的な原因です。

ぼくらは特別

　善悪中毒は深く静かに人々を凶暴化させています。

私は悪い 人間です

　善悪の錯覚と恐怖は、それだけで十分な戦争の原因となるでしょう。

良い子にならなきゃ

　善悪で裁き、悪と戦うことは、争いの原因を見つけることではありません。 争いの原因を解決することでも、ありません。

優しい巨人

　善悪で錯覚さされてしまえば、神様への信仰もまた錯覚の中で、戦争の間接的な原因となるでしょう。

神と善悪

　愛の錯覚もまた、侵略戦争の原因となるでしょう。

愛と敵

他国を愛しなさい！

　人類は善悪の錯覚によって凶暴化しています。 （ちなみに、拙著「善悪という怪物」では、詳しくその過程を分析しています。） 逆に言えば、錯覚への気づきを世界へ広げることで、心の病を癒し凶暴化を沈静化させられるのではないでしょうか。 以下、平和への希望を描いた２作品です。

一輪の花

それぞれの、深い望み

　人種差別もまた戦争の大きな原因です。差別に関する絵本集では、差別と戦争との関連を根っこの部分からじっくりと描きます。

差別をテーマとする絵本集

　平成２７年秋現在、具体的な政策論に踏み込んだ絵本です。日本が世界平和に独自の方法で貢献する道は存在するのでしょうか。

日本独立の選択

　これで戦争と平和に関するクイックツアーは終わりです。 この平和の絵本集には、この他にもイジメ・虐待問題、引きこもり、自殺、生と死、心の癒し、厳罰化の問題など、様々なテーマの絵本がたくさんあります。 お時間があるときに、じっくりと他の絵本もお読みになって頂ければ幸いです。 それから以前、世界平和を願うあなたへ、という手紙も書いています。よろしかったら、ご一読ください。

　ありがとうございました。