妄想は妄想です。それは脆いものであり、常に補強しなければ、壊れてしまいます。 もちろん、妄想から覚めることは、その人にとって大きな救いとなるのですが、一時的には辛い思いをすることとなるでしょう。それが嫌なら、また逃げなくてはならなくなります。 地獄に落ちる可能性なり、悪と裁かれることは、人によっては、とても恐ろしいものとなりうるでしょう。
むろん、三角人の文化にも素晴らしいものがあります。丸人たちが自分達の文化だけが進歩していると、いくら思い込もうと努力しても、それが間違っているという事実は変わりません。 「三角人たちを征服したのは文明化のため」という妄想を信じ続けることは、決して容易では無いのです。 |
〔ふりがな〕 むろん、さんかくじんの ぶんかにも すばらしいものが あります。 まるじんたちが じぶんたちの ぶんかだけが しんぽしていると、いくらおもいこもうと どりょくしても、 それが まちがっているという じじつはかわりません。 「さんかくじんたちを せいふくしたのは ぶんめいかのため」という もうそうを しんじつづけることは、 けっして よういではないのです。 ぶんめいかしてくれなんて、たのんでないわ ひえええ~! このままじゃ、おれたちは あくにんになってしまうよお! |