他民族を動物だとする妄想を信じれば、当然、信じた通りに人は行動します。家畜を扱うように、人々を扱うこととなるでしょう。奴隷制の誕生です。 奴隷貿易、奴隷市場、強制労働、生涯を通した監禁、鞭による躾け、強い男女(雄雌)の掛け合わせなど、人間を家畜として扱うこととなるのです。
さて、人は認識に基づいて行動します。 触覚に丸みがある人々(以下、丸人とします)だけが本物の人間で、触覚が三角っぽい人々(以下、三角人とします)は動物だと信じたなら、 それ以降、三角人を動物として扱うこととなるでしょう。 |
こうしてこの星では、大規模な奴隷制度が生まれました。 なんと数百年にわたって1千万人を超える三角人を誘拐し、強制労働をさせ、商品として売買し、レイプし、監禁し、拷問し、殺したのです。 |
〔注〕
地球の奴隷貿易や 奴隷制度 のことではありません。 |
〔ふりがな〕 さて、ひとは にんしきに もとづいて こうどうします。 しょっかくに まるみが あるひとびと(いか、まるじんとします)だけが ほんものの にんげんで、 しょっかくが さんかくっぽいひとびと(いか、さんかくじんとします)は どうぶつだと しんじたなら、 それいこう、さんかくじんを どうぶつとして あつかうことと なるでしょう。 こうして このほしでは、だいきぼな どれいせいどが うまれました。 なんと すうひゃくねんにわたって 1せんまんにんを こえる さんかくじんを ゆうかいし、 きょうせいろうどうをさせ、しょうひんとして ばいばいし、れいぷし、かんきんし、ごうもんし、ころしたのです。 |