人は人です。猿ではありません。異民族という人々を猿だ、動物だと思うことは、妄想に他なりません。 そして、こういう極端な妄想は、自ら積極的に信じようと努めなければ、 そうそう信じることが出来るものではありません。ではなぜ、そんな妄想を信じようとするのか? もちろん現実逃避のため、でしょう。それも、よほど切羽詰まった場合でしょう。
悪夢からの逃走;次頁