参考3:イスラム教と聖書
以下、「イスラム教の本(学研)」P.50−51より引用する。
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イスラム教徒が絶対的に帰依し、信仰する教典が『コーラン』であることはいうまでもないが、ここでいう啓典は『コーラン』だけを指すものではない。六信でいう「キターブ(啓典)とは、神が預言者を介して人類に下した天啓書を意味し、ムハンマドの時代までに140のキターブが下されたという。
中でも重要なのが、『旧約聖書』の一部を成す「モーセ五書」と「ダビデへの詩篇」、「新約聖書」中の「預言書」、そして「コーラン」の4種である。
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