さて、砂漠からの帰国後、彼はドラッグを使うようになりました。おじいさんがお酒で早死にしていたので、お酒は飲めなかったのです。
恐ろしい殺戮の記憶を消そうと、麻薬を注射するパイロット。

ある日、老婆が現れました。
「可哀想に。こんなに怖がって、苦しんで・・・。楽になりたかったら、お前が殺した人々へ花を手向けてごらん。」
老婆がパイロットに話しかけます。

〔ふりがな〕
さて、さばくからの きこくご、かれは どらっぐを つかうようになりました。おじいさんが おさけで はやじにしていたので、おさけは のめなかったのです。 あるひ、ろうばが あらわれました。 「かわいそうに。こんなにこわがって、くるしんで・・・。らくになりたかったら、おまえがころした ひとびと へはなをたむけてごらん。」

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