自己正当化の危機を引き起こしたノウソ人を、丸人は、憎むようになっていきます。
当然、丸人たちは自分たちの妄想を壊していくノウソを激しく恐れ、憎むようになって行きました。 |
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一方で、ノウソの人々は、その理由はまるで分からぬまま、丸人の敵意だけは、ひしひしと感じていました。 |
〔ふりがな〕 とうぜん、まるじんたちは じぶんたちの もうそうを こわしていく のうそをはげしくおそれ、にくむように なっていきました。 れっとうじんしゅが なまいきなんだよ いっぽうで、のうそのひとびとは、そのりゆうは まるでわからぬまま、まるじんのてきいだけは、ひしひしと かんじていました。 |