数千年前、ある星で、ある宗教的な教えに関する布教が始まりました。
さてここからは、遠い星の物語です。 今から数千年ほど昔、数人の丸い触覚を持つ人々(丸人とします)のグループが、次のような教えを唱え始めました。 |
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●他人を愛せ。 ●善を愛せ。悪を憎め。悪と戦え。 ●悪人は神に呪われ地獄へ落ち、永遠に火で焼かれる。 ●意味もなく人を殺すな。 ●異教徒は悪魔だ。 ●人は生まれながらに罪深い。 |
〔注〕 この絵本は、フィクションであり、地球とは無関係の話です。当然、地球のいかなる宗教・教えとも無関係です。 |
〔ふりがな〕 さてここからは、とおいほしの ものがたりです。 いまから すうせんねんほどむかし、すうにんの まるいしょっかくを もつひとびと(まるじんとします)のぐるーぷが、つぎのような おしえを となえはじめました。 ●たにんをあいせ。 ●ぜんをあいせ。あくをにくめ。あくとたたかえ。 ●あくにんは かみにのろわれ じごくへおち、えいえんに ひでやかれる。 ●いみもなくひとを ころすな。 ●いきょうとは あくまだ。 ●ひとは うまれながらに つみぶかい。 |